遠近法

2017年10月29日

火曜油絵教室

昨日までの予報では、台風19号の影響で授業ができるか危ぶまれましたが、今朝未明には通り過ぎて8時くらいにはまさに台風一過の青空が広がっていました。
今も風は強いですが、午後の油絵クラスは通常通りに開講できました。

油絵教室では、多くの生徒さんが油絵に取り組むのですが、中にはデッサンや水彩を中心に制作する生徒さんも居ます。
Tさんもその一人。
いつもはお花や果物、ガラス器などを中心に描いているのですが、先週、今週と箱や文字ブロックを使って遠近法の勉強をしました。

上がTさんのスケッチ。下は解説のための略図です。
遠近法

日頃何気なく見ているものも、いざ描こうと思って観察すると、それまで気がつかなかったことを発見して、新鮮な気持ちになるものです。
遠近法についても、それを知っているのと知らないのでは、見えている世界がまったく変わってしまうものです。
最初上手くつかめなかったTさんも、何枚も練習を重ねる事で、少しずつですが、理解を深めてきたようです。

確か4枚目くらいのスケッチ。まだつじつまの合わないところもありますが、格段に正確さは増してきています。
遠近法

あまり知識を詰め込むと頭でっかちになってしまいますが、そうならない程度に少しずつ知識を吸収していってもらえばと思います。