透明と不透明

2017年9月24日

アトリエ新松戸・カルチャー教室の油絵クラスでは、“不透明水彩”絵具で習作を行いました。

不透明水彩絵具(いわゆるアクリルガッシュ)は、簡単に言えば「厚塗りの出来る水彩絵具」で、乾いた後は耐水となります。

同じ赤ピーマンを、左が透明水彩で描いたもの、右が不透明水彩で描いたものです。

写真で見ても、やはり厚みが感じられますね。

こちらは色付きの紙(濃グレー)にモチーフを描いたもの。

不透明ゆえに、濃い色の上にも色は鮮やかに乗ります。

また、薄塗りを下の色を活かしたまま重ねることもできます。

ガッシュ用のモデリングペーストやテクスチャなども多く販売されていますので、油絵や日本画の様な表現も可能です。
といっても、そう見えるだけで手法は全く別もの。
思ったよりも不透明さに手こずったり、油絵具と比べてあまりにも早い絵具の乾きに苦戦する方もいました。

油絵に戻った時、皆さんの絵にどのような影響が生まれるか楽しみです。