作品紹介|木曜油絵クラス
心配された台風も遙か海上のコースになったようで、天候も大荒れにならずまずは一安心。
風も一気に冷たさを増して、「夏は終わった」という感じです。でも、週末はまた気温が上がるということなので、なんだか季節感が狂ってしまいますね。
さて、木曜日のクラスは、基本的に火曜日のクラスと同じモチーフに取り組みます。
とは言え、何故か出来上がってくる作品の雰囲気は違うのは、面白いものです。やっぱり、一緒に描いている人からの影響というのはあるんですね。
こちらはSさんの作品。
今回は、モチーフの配置を自分なりに工夫するだけでなく、それに色面を加えることに挑戦しました。ご本人としては、ただ色の面を作るだけでは不安だったようですが、やってみると具体的なものを描かなくても絵の雰囲気が出来てくることに気づいたようです。
こちらはKさんの作品。
壷と七輪はしっかりと立体感や質感を出して、それ以外の物は文様化しています。摩訶不思議な空間ですが、そこが面白さにつながっています。
Hさんの作品。
モチーフを全て文様化して画面を構築しています。練炭を真上から見て穴の色を赤や青にするなど、自由な発想が魅力です。
Mさんの作品。
こちらはがっちりと具象表現に取り組まれました。しばしば他の生徒さんと比べて「私のはただ見て描いているだけで…」とおっしゃっていますが、しっかりとした観察力は、観る側の安心を生んでいます。
イワサキ
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