高台削り|陶芸クラス

2017年10月29日

今日も朝から猛烈な暑さですね。
さっき、ザッと雨が降りましたがすぐにやみました。あちこちでゲリラ豪雨が降っているようですが、新松戸はこれからどうなるのかな?

器の制作では、高台を作るのが大切な工程です。とくに電動ろくろを使った制作では、中心がしっかりでないとバランスが悪くなるので、気を使います。

これは、高台を削る前の段階。ろくろでの制作では、粘土が柔らかいので、ろくろから外した状態で1週間ほどゆっくりと乾燥させて、少し固まった状態で削っていきます。
高台を削る前の状態

ろくろの上に器をセットして、微調整しながら中心をとっているところ。人によってやり方はいろいろだそうですが、アトリエの梅澤先生は手刀を使って中心をとるそうです。中心が取れたら、粘土で器を固定して、カンナを使って削っていきます。
高台を削っているところ


さて、陶芸教室の生徒さんに混じって、美大受験部の学生が大学に提出作品ファイル用の作品づくりにお邪魔しています。

こちらの学生は一輪挿しをつくっています。
受験部の学生が一輪挿し制作中

粘土を紐状にして、重ねて高さを出していく、ひも作りの技法で制作しています。
ひも作りの技法を学びました

こちらの学生もひも作りで一輪挿しを制作しています。粘土を重ねる時にお互いにしっかりと固着するようにヘラで少し傷を付けるのがポイントです。
紐の重ねる部分に凹凸をつけています

提出期限と教室の焼成スケジュールの関係で、これらの作品の焼成は外部に委託する予定です。
窯の温度設定とか、釉薬とか、教室ごとに違いがあるので、どんな出来上がりになるか楽しみです。