2022年5月窯出しの作品紹介(陶芸クラス)その2

陶芸クラスの5月14日窯出し作品の紹介。その2回目です。

陶芸クラス5月14日の窯出し作品

左利き用の急須です。市販品ではなかなか売っていなくて、日頃不便な思いをしているので、いっそ自分で作ってしまおうとなったそうです。半磁土にワラ白釉をかけ、緑青釉を吹き付けました。

陶芸クラス5月14日の窯出し作品

同じく左利き用の急須です。赤土にワラ白釉をかけ、緑青釉を吹き付けました。

陶芸クラス5月14日の窯出し作品

左利き用の急須。黒泥土にワラ白釉をかけ、緑青釉を吹き付けています。釉薬が同じでも、土が違うとこんなにも表情が変わるのですね。

別の生徒さんの右利き用の急須です。左は本体は白土にそば釉を、蓋はそば釉と白マット釉をかけ分けました。右は本体は同じで、蓋はソバ釉だけをかけた替え蓋です。
蓋だけ割ってしまうことがあるので、交換用にもう一つ作りました。後から作り直そうとすると、本焼きの時の収縮が違って合わせられなくなるので、一度に焼くのだそうです。

陶芸クラス5月14日の窯出し作品

半磁土に透明釉をかけました。ほのかな緑色は土に顔料を入れて出しました。本体に小さな穴を開けておいて、本焼きで釉薬が溶けることで穴を塞ぎ、そこから光が透けるように見える「ホタルデ」という技法を使っています。

陶芸クラス5月14日の窯出し作品

赤土にワラ灰マット釉をかけた湯呑みです。素焼きの前に本体を削って尖っている部分を作る「シノギ」という技法が使われています。削られて尖ったところには釉薬が薄くなるのですが、色の濃い赤土なのでその効果が際立っています。


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