油絵クラス木曜コース＜2025.09.05作品紹介＞
カルチャー教室油絵クラス木曜コースで6月、７月に取り組んだ作品紹介です。
雑誌に掲載された写真から、ミイラの木棺を模写しました。暗闇から浮かび上がってくる様子や、木目の粗密の関係まで、しっかりと描写して再現しました。
夏野菜のモチーフを透明水彩を中心に描きました。写実的にモチーフを捉えるだけでなく、テーブルや壁に落ちる影をうまく利用して、画面の左上から右下にかけて大きな流れをつくりました。
同じく、夏野菜のモチーフを油彩で描きました。青い背景にこだわりを持って、透明なガラスボウルが透けている感じがしっかりでるように、丁寧に絵の具を重ねていきました。
果物や野菜、鍋や食器といった立体感のあるモチーフだけでなく、テーブルに敷かれた水玉の布や、壁面にもしっかりとマチエルをつけることで、画面全体から迫力が感じられる作品に仕上がりました。
少し彩度を抑えながら、一つひとつのモチーフはしっかりと描写して、クリアーな空間を再現しました。アルミボウルや鍋蓋への映り込みに、確かな観察力を感じさせる作品です。
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