陶芸クラス<2025年7月窯出しの作品紹介(その1)>

7月に入ってから、連日30度を超える暑さが続いています。そんな中、陶芸クラスの生徒さんたちは、ご自身のペースで制作に励まれています。

今日は7月5日窯出しの作品を紹介します。

黒土で成形した、カップ&ソーサー、二組です。ソーサーの釉薬にバリエーションをつけてみました。白っぽいのは緑青釉の上にわら白釉を、黒っぽいのは透明釉とわら白釉を重ねがけしています。ソーサーだけでなく、取っ手の部分の形も猫のシルエットになっています。遊び心あふれる作品です。

陶芸クラス 2025年7月窯出しの作品

赤土で成形して、全体にアメ釉を、カップの口元とソーサーの一部にアクセントとして乳白釉をかけました。二つの釉薬が混じり合って、天目のような模様が浮かび上がりました。

陶芸クラス 2025年7月窯出しの作品

猫の小物入れです。ベースの形は電動ロクロで作りました。湯呑みなどの器と違って、開いた口を持たない「袋もの」を作るときは、粘土を引き上げて頂上部分で閉じるという手順を踏みます。この作品でも、最後に猫の頭頂部に粘土を詰めて袋状にしています。

陶芸クラス 2025年7月窯出しの作品

素朴な味わいのパスタ皿です。内側の模様はミモザで下絵具を使って描いています。白土と透明釉のシンプルな組み合わせが、ホッとする雰囲気を醸し出しています。

陶芸クラス 2025年7月窯出しの作品

白土で成形した湯呑みと猪口です。全体にアメ釉をかけた上から、口元に黒天目釉を重ねがけしています。


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