油絵クラス火曜コース「2023年10月-11月の作品」
カルチャー教室の油絵クラス火曜と木曜コースでは、1月から2月にかけて、鉢植えの梅を主役にしたモチーフ、3月から4月にかけてはコスチュームモデル課題に取り組みました。
今回は、火曜コースの生徒さんたちの作品です。
今回使った梅の鉢植えは接木をして紅白両方の花が咲くものでした。それをあえて背景的に扱って、松ぼっくりや貝殻などを前面に持ってくることで、構成的な奥行き感の面白い作品に仕上がりました。
鉢植えと松ぼっくり、カゴを安定的に配置した、どっしりとした構図の作品です。金箔を背景に散らしたことで、梅の花の持つ煌びやかな感じがより強調されました。
背景に貼られた四角い模様の布の手前に、様々な角度から観察した梅の枝を何本も描くことで、リズミカルで斬新な構図の作品に仕上がりました。
コスチュームモデルの課題です。こちらの生徒さんは、いつも全身や半身で構図をとっているので、今回は顔の表情に注目してバストアップの構図に挑戦しました。
モデルさんの着ているブラウスの模様を、背景に展開させました。明るい背景には暗い模様を、暗い背景には明るい模様を配置することで、左から光が流れてくる様子を強調しました。
手にした木製ボウルに、花が降り積もってくるイメージを想像して描きました。背景の青色のグラデーションが華やかさをより引き立てています。
以前、飼われていた愛犬を思い出しながら描きました。熊谷守一の単純化された形態も少し意識しています。これまで、風景画で試行錯誤してきた菱形の模様を、別のモチーフにどう取り入れるか、新たなチャレンジです。
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